今般、英国内務省の難民の社会統合指標の策定に携わった専門家が、国際交流基金の助成による「日本と英国における古くて新しい多様性」事業の一環として来日します。その機会を捉え、当財団では、一橋大学社会学研究科グローバル・リーダーズ・プログラムとの共催により、セミナーを開催します。
日本では、本年6月末に、政府が第三国定住事業の規模と対象の拡大を決定しました。今後の日本の難民受け入れを方向付ける重要な局面を迎えています。これまで、インドシナ難民や第三国定住難民、条約難民などを受け入れてきた経験や蓄積を生かしつつ、難民の自立定住や効果的な定住支援をいかに実現できるのか、どのような枠組みで支えてゆけばよいのかが問われています。
本セミナーは、英国の社会統合指標や策定の背景、日本への示唆について日英の第一線の専門家から直接お伺いできる貴重な機会となります。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
- 日時
- 2019年12月5日(木) 09:30~12:00(09:00受付開始)
- 会場
- 笹川平和財団ビル11階 国際会議場
(銀座線虎ノ門駅より徒歩1分、あるいは霞ヶ関駅より徒歩5分)
〒105-8524 東京都港区虎ノ門1-15-16(地図) - 主催
- 笹川平和財団、一橋大学社会学研究科グローバル・リーダーズ・プログラム
後援:移民政策学会 - プログラム
-
公開セミナー「英国・難民の社会統合指標と日本への示唆」 09:30-09:35 開会あいさつ 09:35-11:00 セッション1:英国・難民の社会統合指標とは
モデレーター:
橋本 直子氏 一橋大学社会学研究科准教授(元日本財団国際フェロー)
スピーカー:
Professor Jenny Phillimore, University of Birmingham
Dr. Linda Morrice, University of Sussex11:00-11:50 セッション2:日本のこれまでの取り組みと今後の展望
モデレーター:
明石 純一氏 筑波大学大学院人文社会系 准教授
スピーカー:
可部 州彦氏 明治学院大学教養教育センター 研究員
人見 泰弘氏 武蔵大学社会学部社会学科准教授
コメント:
石川美絵子氏 社会福祉法人 日本国際社会事業団 常務理事11:50-12:00 英国専門家からのコメント - 使用言語
- 日英同時通訳
- お申込について
- 参加ご希望の方は、12月3日(火)17時までに、https://www.spf.org/seminar/list/20191205.html よりお申し込みください。お問い合わせは、笹川平和財団アジア事業グループ(岡本、山下、森 03-5157-5160)までお願い致します。