■『いまこそ日本人が知っておくべき「領土問題」の真実』水間政憲著 

本書は、日本を取り巻く諸国が捏造した「領土問題」を終わらせる意思をもって著された。
著者は、中国が世界地図の改変・破棄を始めた1970年代より前の地図を入手。かつての中国や韓国、台湾が「尖閣」「竹島」「日本海」の呼称を認めていた、という「動かぬ証拠」を提示する。
歴史を見れば、諸外国がつねに他国の領土を手に入れようと画策するのは、けっして珍しいことではない。たとえば1945年8月18日、旧ソ連のワシレフスキー元帥がスターリンらに送った書面の内容は、北方領土と北海道をともに占領する計画であった。もしこの計画が完遂されていたら、現在、奪われたままの北方領土に加え、北海道までがロシアの手中に収まっていただろう。それを防いでくれたのは、当時の第五方面軍司令官・樋口季一郎中将をはじめとする先人の力である。
命懸けで守られた日本の領土を、われわれが後世につなぐため、知っておかなければならない知識がここにある。

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2010/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/12/1
  • 著者:水間政憲
  • 価格:1,600円+税
  • 単行本 ‏ : ‎ 268ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569794130
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569794136