2018年5月に閣議決定された第3期海洋基本計画では、第2部(海洋に関する施策に関し、政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策)において、離島の保全等が掲げられる予定となっています。離島の保全は、離島での暮らしを支え、地域の文化や伝統、景観や生物資源を未来世代に繋ぎながら、日本の領海や排他的経済水域を維持していく上で非常に重要な取り組みです。また、日本の離島での持続可能な開発の取り組みは、太平洋島嶼国や離島を抱える多くの国にとっても有用な知見を提供することにも繋がりうるものです。
そこで、今回の海洋フォーラムでは、生物や自然に学ぶ人々の暮らしをテーマに、鹿児島県沖永良部島での取り組みを踏まえ、離島振興の課題や展望、今後の国際協力の方向性などについてご講演頂きます。
日時:2018年6月26日(火)17:00~18:30
会場:東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル 11階国際会議場
(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅下車 出口4 徒歩1分)
講師:石田秀輝氏(合同会社地球村研究室代表/東北大学名誉教授)