科学技術が急速に発展した今日においても、「どこにどんな生きものがいるのか?」というシンプルな問いに答えるのは簡単ではありません。
特に水生生物である魚の場合には、魚を潜水観察したり漁具で採集したりなど、多大な労力や費用、時間や専門知識が求められます。そこで、今回の海洋フォーラムでは、魚が水中に放出したDNA(環境DNA)を用いて、そこにどんな魚が棲んでいるのかが分かる環境DNAメタバーコーディング法(多種同時並列分析法)の概要と実際について、最新の研究成果に基づき、われわれの海に対する既成概念に対して今後この技術がどのようなインパクトを与えるのかについてご講演いただきます。
なお、今回の海洋フォーラムに先立ち、同日10時より当研究所とJST-CRESTとの共催にて
JST-CREST「海洋生物多様性」研究領域公開シンポジウム2019第1回「環境DNA技術の現在:生態系観測の未来を展望する」
を開催致しますのでぜひご参加下さい。
https://www.jst.go.jp/kisoken/sympo/mbd_sympo2019_1.pdf
[日 時] 2019年1月29日(月)17:00~18:30(受付開始1
[会 場] 東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル 11階国際会議場
http://us.msgs.jp/c/1hd0?t1=v
(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅下車 出口4 徒歩1分)
[講 師]
宮 正樹 氏(千葉県立中央博物館生態・環境研究部長)
注)講師、演題については予告なく変更することがありますので、
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【事務局】
お問合せ: 笹川平和財団 海洋政策研究所
Tel 03‐5157-5210 Fax 03-5157-5230
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