■セミナー『南アジアにおける暴力的過激思想:政治・歴史的文脈と最新状況』(1.16)

 アルカイダやISILなどの国際テロ組織の影響は、国境を越えた安全保障のリスクであり、2016年のバングラデシュで起きたダッカ・レストラン襲撃人質テロ事件や、2019年のスリランカ連続爆破テロ事件など、日本人も巻き込まれる事件も起こっています。テロや暴力行為のリスクは、テロ組織を抱える当事者国・周辺国の問題だけにはとどまらず、アジアにおいても、ローカルな暴力的過激集団と国際テロ組織の連携が強まっており、世界中でテロや暴力行為のリスクは増していると言えます。
こうした状況を背景に、南アジアにおける暴力的思想、暴力、テロリズムについて各国の政治・歴史的文脈に沿い丁寧に分析した『Radicalization in South Asia: Context, Trajectories and Implications』の編者であるMubashar Hasan氏、伊勢崎賢治氏、Sameer Yasir氏を招待し、最新の状況について議論します。

講演「南アジアにおける暴力的過激思想:政治・歴史的文脈と最新状況」
日時:2020年1月16日(木) 17:30~19:00(17:00受付開始)
会場:笹川平和財団ビル11階 国際会議場
(銀座線虎ノ門駅より徒歩1分、あるいは霞ヶ関駅より徒歩5分)
〒105-8524 東京都港区虎ノ門1-15-16(地図
主催:笹川平和財団 アジア事業グループ
プログラム
講演「南アジアにおける暴力的過激思想:政治・歴史的文脈と最新状況」
17:30- 17:40 開会挨拶  大野修一 (公益財団法人 笹川平和財団 理事長)
17:40 – 18:40 講演「南アジアにおける暴力的過激思想:政治・歴史的文脈と最新状況」
伊勢崎賢治氏(東京外国語大学 総合国際学研究院 教授)
Mubashar Hasan氏(オスロ大学 文化研究・東洋言語学科 リサーチフェロー)
Sameer Yasir氏(フリージャーナリスト)
18:40 – 19:00 質疑応答
使用言語:日英同時通訳

その他:参加費無料、申し込み先着順
お申込について:参加ご希望の方は、2020年1月14日(火)17時までに、https://www.spf.org/seminar/list/20200116.htmlよりお申し込みください。お問い合わせは、笹川平和財団アジア事業グループ(林(早)、高橋、山田 03-5157-5160)までお願い致します。