笹川平和財団日米グループでは、2月7日(金)に、中山俊宏 慶應義塾大学教授 及びポール・スラシック ヤングスタウン州立大学(オハイオ州)教授 をお招きし、講演会を開催します。
2020年米国大統領選挙に向け、共和党のトランプ大統領が再選を狙う中、2月3日にはアイオワで最初の両党党員集会が開催され、大統領候補選びが本格化します。トランプ大統領が再選となれば米国内政のみならず国際秩序の在り方にもより大きな影響を与えることになる一方で、民主党陣営も10名以上の候補による混戦の様相を呈しています。
2016年の選挙結果は世界中に驚きを与えました。とりわけ、中西部における伝統的な民主党支持の白人労働者階級が選挙戦の結果に大きな影響を与えたことが注目されましたが、2020年大統領選挙においてもこのような動向が選挙戦に大きな影響をもたらすことは必至です。本講演会では、2018年からウッドロー・ウィルソン・センター・ジャパン・スカラーとして米国政治の最新の動向を間近に観察されてきた中山教授と、米国政治における労働者階級と貿易問題に詳しいスラシック教授からお話を伺います。現政権にとどまらない米国政治、米国社会の大きな流れを踏まえつつ、2020年の米国の行方についてご議論をいただき、知見を共有していただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
講演者名:中山俊宏氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)
ポール・スラシック氏(ヤングスタウン州立大学政治国際関係学部長・教授)
日時:2020年2月7日(金)10:30~12:00 (10:00受付開始)
会場:笹川平和財団ビル11階 国際会議場(銀座線虎ノ門駅より徒歩1分、あるいは霞ヶ関駅より徒歩5分)
〒105-8524 東京都港区虎ノ門1-15-16(地図)
主催:公益財団法人笹川平和財団
プログラム
“U.S. in 2020: Changing Society and Presidential Election”
2020年:アメリカ社会の変化と大統領選挙
10:30 開 会
10:30-10:35 開会挨拶:茶野順子 公益財団法人笹川平和財団 常務理事
10:35-11:15 講演:中山俊宏氏 慶應義塾大学総合政策学部教授
講演:ポール・スラシック氏 ヤングスタウン州立大学政治国際関係学部長・教授
11:15-12:00 中山氏およびスラシック氏による対談、質疑応答
12:00 閉 会
使用言語 日英同時通訳
参加費無料、申込先着順
お申込みについて 参加ご希望の方は、2月6日(木)17:00までに、https://www.spf.org/seminar/list/20200207.html よりお申し込みください。