日本の憲法学では「国民が権力を制限することが立憲主義だとされ,「抵抗」を英雄視する物語が延々と語られている。あたかも憲法9条が国際法をも超越した存在であるかのようなロマン主義を流布しつつ,自衛隊や日米安保を否定し,安全保障問題を語ってはいけない裏事情であるかのように扱ってきた。なぜこのような憲法学がまかり通るようになったkのか。その歴史的経緯を解明し,日本が国際社会の一員として国際協調主義を採り,真に立憲主義国家になるための道筋を問い直す。
- 出版社: 筑摩書房
- 著者:篠田英朗
- 言語: 日本語
- 価格:860円+税
- ISBN-13: 978-4480069788
- 発売日: 2017/7/5
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- Kindle版
- ASIN: B0744D2ZD6
- 価格:810円