■『自由への長い道』ネルソン・マンデラ自伝

自由への道はなだらかではない。
しかし、自らを抑圧から解き放つためなら、どんな苦しみにも耐えるだろう。
非暴力を貫くか、暴力に訴えるか、その狭間で葛藤する若き日のマンデラの姿がここにある。
南アフリカの小村で生まれ育ったマンデラは、若くしてアフリカ民族会議(ANC)の黒人解放運動に身を投じる。国内では、白人が黒人を搾取することで経済成長を遂げる一方、抑圧に対する不満が高まっていた。弁護士業と自由への闘争に奔走するマンデラは、志の高い同胞たちと非暴力の不服従運動を展開。しかし、政府による容赦ないアパルトヘイト(人種隔離政策)に強い憤りを感じ、軍事組織の司令官として運命の一歩を踏み出していく。
2014年5月公開映画「マンデラ―自由への長い道―」原作。世界的ベストセラーとなった自伝。
*この電子版は、紙版書籍『自由への長い道──ネルソン・マンデラ自伝(上)(下)』に基づき、合本化して制作されました。

ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)
1918年、トランスカイ生まれ。フォートヘア大学卒。44年、アフリカ民族会議(ANC)青年同盟創設に参画。52年、アフリカ人の弁護士として初めて法律事務所を開業、反アパルトヘイト運動にのり出す。62年に逮捕され5年の刑、64年に反逆罪などで終身刑を追加され、結局、27年間にわたって服役。90年釈放、91年ANC議長。93年、デクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞。94年、大統領就任。2013年死去。享年95歳。

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 4309 KB
  • 出版社: NHK出版 (2014/5/30)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 価格: 2970円
  • ASIN: B00KO4YERC
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