■『明日の記憶』荻原浩著(光文社文庫)

<Wikipediaより>
家庭も省みず仕事に生きる、49歳の広告代理店のやり手営業マン・佐伯雅行。
仕事においては大きなクライアントとの契約が決まり、プライベートでも娘の結婚が決まるなど、順風満帆。

ところが、突如物忘れが激しくなり、めまいや幻覚といった不可解な体調不良が襲う。

妻の枝実子に促され、渋々忙しい仕事の合間を縫って病院を訪れ診察を受けた。
医師から若年性アルツハイマー病という診断を下される。

知らないうちに自分の体内で起こっていた受け止めがたい現実に直面した彼は、錯乱し自暴自棄になり、病院の屋上から飛び降りようとするが、医師の必死の説得により何とか思いとどまる。

そして、屋上から階下へ戻る階段の途中で座り込み、枝実子と話し合い、2人は涙を流しながらも病気と向き合う覚悟を決める。

銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。
けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう!

発売日 : 2007/11/8
文庫 : 387ページ
ISBN-13 : 978-4334743314
出版社 : 光文社
第18回(2005年)山本周五郎賞

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明日の記憶 [DVD]  渡辺謙 (出演), 樋口可南子 (出演), 堤幸彦 (監督)

  • 発売日 : 2006/10/21
  • 販売元 : 東映
  • ASIN : B000FPEMX6