- 出版社 : 扶桑社 (2017/7/10)
- 発売日 : 2017/7/10
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 208ページ
- ISBN-13 : 978-4-594-07760-0
- 寸法 : 12.8 x 1.32 x 18.8 cm
- 定価:本体1,500円+税
やっぱり聖徳太子は実在した!なぜ、「厩戸王」としてはいけないのか。決定的証拠で「不在説」を粉砕!
文部科学省が2月に公表した中学校の次期学習指導要領改定案では、「聖徳太子」を「厩戸王」に変更する案が示された。
しかし、数多くの批判が寄せられ、改定は見送られた。そもそもなぜこのような改定案が示されたのか?
そこには史学界に「聖徳太子不在説」が根強く存在するとともに、聖徳太子の“抹殺”を図ろうとする勢力が存在するからである。
本書では、著者の専門である美術史上の決定的な事実を最大の論拠として、その他、史学・考古学などの様々な論拠とともに、「聖徳太子不在説」を論破する。
同時に、十七条憲法や冠位十二階を定め、中国との対等の外交を展開し、「和の精神」を唱え、神仏習合を図るなど、その後の日本人の基本形をつくり出したともいえる聖徳太子の意義について、易しく詳しく解説する。