【保存版】中国の日本語学校10選！中国の学校の特長を解説！

中国はどんな国？
中国の日本語教育事情は？
中国にある日本語学校10選
本記事のまとめ

中国はどんな国？

以下は中華人民共和国の基本データです。

国	中華人民共和国（People’s Republic of China）
首都	北京市
面積	960万平方キロメートル（日本の約25倍）
人口	14億1,175万人（2022年12月31日時点、出所：中国国家統計局）
政体	社会主義共和制
宗教	仏教、イスラム教、キリスト教など
言語	中国語
在留邦人数	10万2,066人（香港・マカオを含む、令和4年10月1日現在、出所：外務省「海外在留邦人数調査統計」）
物価	上海・北京などの大都市は日本と同程度だが郊外は日本の1/3〜1/2程度

中国（正式名称：中華人民共和国）は東アジアにある社会主義共和制国家です。国土は960万平方キロメートルで日本のおよそ25倍にも及びます。

中国全土は4つの直轄都市（北京市、上海市、重慶市、天津市）、22の省（安徽省、福建省、甘粛省、広東省、貴州省、海南省、河北省、黒竜江省、河南省、湖北省、湖南省、江蘇省、江西省、吉林省、遼寧省、青海省、陝西省、山東省、山西省、四川省、雲南省、浙江省）、5つの自治区（内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、広西チワン族自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区）、2つの特別行政区（香港特別行政区、マカオ特別行政区）で構成されています。

中国の日本語教育事情は？

国際交流基金が実施した「2021年度海外日本語教育機関調査」によると、2021年度の中国における日本語教育機関で学ぶ学習者数は1,057,318人であることが分かりました。2018年度の1,004,625人と比べると52,693人増加しており、機関数、教師数、学習者数いずれにおいても増えています。

中等教育における日本語学習者は 245,767人と大幅に増えましたが（前回の90,109人から今回335,876人増加で、前回調査比 272.7％増）背景として、大学入学試験の外国語科目で日本語は高得点を取りやすいと考え日本語を選択する学生が増えたこと、日本語クラスを開設する学校が増加したことなどが挙げられます。南方地域（広東省、貴州省、江蘇省、浙江省等）では大学受験を目的とした日本語学習者が増えていて、特に広東省の中等教育機関では学習者数が前回調査比の約8倍と著しい増加となっています。

一方で、学校教育以外の機関における日本語学習者は174,322 人減っています（前回の335,169人から今回160,847人、前回調査比 52.0％減）。機関数、教師数、学習者数が大幅に減少した理由としては、コロナ禍で留学や観光目的等での訪日が減り需要が減ったこと、現地の政策により、児童・生徒の負担軽減のため校外学習が規制されたことなどが挙げられます。高等教育では、日本企業の撤退、日本経済の低迷により日本語学習が個人の将来性に結び付きにくくなってきたことが主な原因で、学習者数の減少傾向は依然として続いています。

国際交流基金「2021年度海外日本語教育機関調査」中国　オンライン — 国際交流基金「2021年度海外日本語教育機関調査」より引用

中国におけるオンライン授業実施率は67.1%で東アジアではトップです。オンライン授業を導入している機関が多い地域としては広東省、江蘇省などが挙げられます。

中国にある日本語学校10選

本記事で取り上げる「中国にある日本語学校10選」は以下の通りです。

新世界教育グループ
上海市閔行精華日本語研修学校
上海信男教育学園
北京第二外国语学院日本语学部
中日青年交流中心
深圳奥斯翰外语学校
熙然中日文学校
河北外国语学院
南阳市琦皓日本语培训学校
樱花国际日语

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新世界教育グループ

住所	上海市黄浦区南京西路2-68号新世界商务楼16楼
ホームページ	http://www.neworldgroup.co.jp/

新世界教育グループは1997年上海で学習塾として誕生しました。日本語、英語などの言語教育を中心に3つの教育理念である「協力、源泉、躍進」の下に学校を運営している教育機関です。拠点は北京、広州、武漢、西安など中国40都市以上にのぼり、グループ企業も複数拠点あります。

東京支社の新日桜株式会社では、日本語、中国語の教育及び日本語の経営、学生寮の運営、進学塾の経営などを行っています。

上海市閔行精華日本語研修学校

住所	上海市浦东新区惠南镇城东路25号
ホームページ	http://www.sh-seika.com/index_j.html

上海市閔行精華日本語研修学校は寄宿制の学校です。中国人留学生に日本語教育を行っている中国政府正式認可校で、日本のビジネス及び文化知識を理解する人材の育成を目指しています。

授業は日本人教師と中国人教師による連携授業で行われます。カリキュラムは日本への留学を見据え日本語能力検定試験対策を中心に構成されています。学校の推薦を得て日本への留学を希望する場合はN2以上に合格することが必要です。

パソコンルーム、バスケットボール場、サッカー場など施設も充実しています。

上海信男教育学園

住所	上海市长宁区中山西路750号2号楼2229室
ホームページ	http://www.xinnan.org/pop.asp

上海信男教育学園は日本の教育の本質に精通してしている魯林氏が創立した日本語教育機関です。魯氏は日本で32年近く日本で生活し20年以上にわたり国内の私学教育に専念してきました。

「2+1.5 日本高校留学プログラム」というカリキュラムは日本人教師の指導のもと中国国内で2年間日本語を学び、日本の姉妹校で1.5年間日本の高校生活を体験するプログラムです。

上海、蘇州、深圳、成都など複数拠点にキャンパスがあります。

北京第二外国语学院日本语学部

住所	北京市朝陽区定福庄南里1号
ホームページ	https://www.bisu.edu.cn/col/col4384/index.html

北京第二外国語大学日本語学部は1964年に開設しました。現在は「日本語学・文学」「同時通訳」「ビジネス日本語・異文化コミュニケーション」の3つの専攻学科があります。

専任教員は37名で、教授7名、副教授16名、講師10名、日本人教師4名で構成されています。全教員が1年以上の留学または国外研修経験者です。日本の大学と交流協定を結び、講義や研修のために教員を日本へ派遣したり、優秀な学生を日本に留学させたりしています。

中日青年交流中心

住所	北京市朝陽区良馬橋路40号
ホームページ	http://zhongri123.com/

中日青年交流中心は、日本の大学、日本の高校、日本語学校に留学するための準備コースを提供している日本語教育機関です。日本での有給インターンシップ、日本での看護師の雇用、学生向けの日本語研修なども行っています。

コースは初級から中級まで学べる「留学クラス」、初級から上級まで学べる「統合クラス」、JLPTやJ-TESTで対策を行う「試験クラス」、中国語で日本料理や茶道などを学べる「文化教室」などがあります。

深圳奥斯翰外语学校

住所	深圳市罗湖区布心路2040号
ホームページ	http://www.sz.gov.cn/school/lh/zx_1_1/ashwyxx/content/post_9501458.html

深圳奥斯翰外语学校は深圳市にある中高一貫校。 2004年に設置され、2011年から日本語クラスを開講しています。学校は生徒数860人、クラス数は全部で30クラスあります。教師と生徒の比率1:8の少人数制の授業が魅力です。キャンパスは香港まで30分の場所に位置しています。

「知恵、慈悲、勇気、謙虚さ、勤勉さ」を教育目標とし、日本の大学進学コース、中国語コース、香港・マカオ・台湾共同入学コースなどさまざまあります。

熙然中日文学校

住所	深圳市南山区白石洲巴士站旁金三角大厦（沙河集団）8楼830室
ホームページ	http://szxiran.com/jp/aboutscl/aboutscl.html

熙然中日文学校は2003年7月に設立した深圳市にある日本語学校です。学校の周辺には世界の窓、民族村、遊園地などの巨大テーマパーク、IKEAやウォルマートなどがあります。

コースは平日に開講している「全日制日本語コース」、仕事をしながら日本語を勉強したい方向けの「夜間・休日日本語コース」、中上級者で会話を勉強したい方向けの「日本語会話コース」など幅広くレッスン提供しています。

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