東京中央日本語学院(TCJ)ってどんなスクール?費用や口コミは?徹底解説!

日本語教師の資格

これから日本語教師を目指している方で、「日本語教師養成講座」の受講を検討している方も多いのではないでしょうか。

今回は、日本語教師養成講座を実施しているスクールの一つである「東京中央日本語学院(TCJ)」の費用や口コミについて取り上げていきます。

本記事では主に、下記の項目について紹介していきます。

  • 東京中央日本語学院の特徴(校舎・受講形態・費用など)
  • 東京中央日本語学院の口コミ・評判

下記のような悩みのお持ちの方は、ぜひ最後までご一読いただけると嬉しいです。

  • 将来日本語教師になりたいけど、どこのスクールに通えばいいか分からない
  • 養成講座に通ったものの、就職先を探している
  • すでに日本語教師として働いていて、転職を検討している

また、お住まいのエリアの日本語教師養成講座の資料を下記サイトからまとめて請求できます。資料請求は無料ですし、一括で請求できて時短&便利なので、スクール比較のためにぜひご活用ください。

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東京中央日本語学院(TCJ)って?

東京中央日本語学院(Tokyo Central Japanese Language School)は、「日本語教師養成講座」が受講できるスクールです。

いったいどのような特徴をもったスクールなのでしょうか?

以下にあげる点について、それぞれ細かく見ていきましょう!

  • 概要
  • 場所・校舎
  • 受講形態(対面?オンライン?ハイブリッド?)
  • 費用
  • 口コミ・評判

東京中央日本語学院 概要

東京中央日本語学院は設立33年の歴史があるスクールです。

また文化庁が定める日本語教師養成講座の公式な要件を満たした文化庁届出受理講座なので、修了後に法務省告示校で日本語教師として働く機会が得られます。

また、毎年90%以上の高い就職率も誇っており、高い実践力を身に着けられる学校といえます。

内部に日本語学校をもっているため、日本語学校を活用した実技クラスを受講したり、養成講座修了生を積極的に採用したりと、実践力を磨き、採用後の日本語教師像までも想像しやすい環境といえます。

東京中央日本語学院 場所・校舎

東京中央日本語学院は、全国で東京校と大阪校の2箇所があり、どちらも駅チカで大変便利な立地です!

拠点住所立地電話番号
東京校〒160-0016 東京都新宿区信濃町34
トーシン信濃町駅前ビル4階
JR信濃町駅改札から徒歩0分03-3354-5005
大阪校〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8−1
大阪梅田ツインタワーズ・ノース21階
JR大阪駅徒歩0分・梅田駅直結06-6365-3665

また、後半でも詳しく解説しますが、eラーニング(非同期型)とオンライン(同期型)のコースもあるため、東京や大阪近郊にお住まいでない方も利用することが可能です。

東京中央日本語学院 受講形態

TCJのコースには、主に日本語教師養成の「420時間コース」日本語教育能力検定試験に特化した「検定対策ゼミ」、その2つが組み合わさった「ダブルライセンスパック」の3種類があります。

また、どのコースも「通学」もしくは「オンライン」での受講が可能で、どちらか選ぶことができます。

ハイブリッドでの受講も可能で、理論科目をオンラインで受講し、実技科目はライブレッスンで受講する、という選択肢もあるので、実技科目は実際にスクールで見てもらいたい…という方にも合った受講形態が選択できます。

今の仕事を続けながら養成講座に通いたいと考えている人や、子育てなどで忙しくなかなかまとまった時間が取れないという方にもおすすめできるスクールです。

日本語教師養成のスタンダード「420時間コース」

「eラーニング」コースで学ぶ!自分のペースで進められる!

「420時間コース(eラーニング)」は、理論科目をeラーニング用の動画で学び、実技科目はライブ授業(登校/オンライン)で学ぶコースです。

こちらのコースは理論科目が220単位時間、実技科目が220単位時間に分かれています。

▶「自分のペースで学習を進めたい」
▶「隙間時間や移動時間を活用して勉強をしたい」
▶「授業の振り返りがしたい」

上記に一つでもあてはまる考え方の人にはおすすめのコースです。

eラーニングのテキストはダウンロードもできますし、動画はスマホ対応もしているため、通勤時間や家事などの合間にも視聴することができて、効率よく学習を進められます。

忙しい方でも安心して受講を開始したり、学習を管理しながら進めることができそうです。

「通学」コースで学ぶ!理論科目はハイブリッドで自宅からもOK!

理論科目も実技科目もライブ授業(登校orオンライン)で学ぶコースです。

こちらのコースもeラーニング同様、理論科目が220単位時間、実技科目が220単位時間に分かれています。

▶「分からないことがあれば、その場で解決したい」
▶「クラスメイトと交流しながら、一緒に学びたい」
▶「オンラインで学ぶ日と、学校で学ぶ日を柔軟に変更したい」

上記に一つでもあてはまる考え方の人にはおすすめのコースです。

授業はハイブリッド形式なので、毎回通学してもいいですし、登校できなければ、自宅などからオンラインでも参加できます。

講座のスケジュールにあわせて学習を進めるので、学習管理に不安を感じる方も着実に修了を目指すことができます。

「eラーニング」コース、「通学」コースともに、完全オンラインで受講できる仕組みが整っているのは、学習機会が広がってとても嬉しい制度ですね!

これなら、海外に住んでいる方も受講しやすいのではないでしょうか。

日本語教育能力検定試験に合格!「検定対策ゼミ」

「日本語教育能力検定試験合格」に特化したコースです。

合計40時間の学習時間で、基礎から応用までの様々な問題や、プロの解説によって本番で必要になる「解く力」を養うことができるコースです。

試験まで動画を何度も視聴することができますし、前年分の講義を見て演習までに予習しておくことも可能です。

使用テキストのダウンロードも自由にでき、試験のための知識がしっかり身につく講座といえます。

420時間コース修了+検定試験にも合格!「Wライセンスパック」

こちらのコースは、「420時間コース修了」と「日本語教育能力検定試験合格」の2つを目指すコースです。

日本語教師になるには、「420時間の養成講座修了」もしくは「日本語教育能力検定試験合格」のどちらか一方を満たす必要があります。

ダブルライセンスを保有することで、実技能力と理論知識の双方の能力を証明することができ、就職活動やキャリア形成で大きなアドバンテージを得ることができます。

検定対策ゼミを単体での申し込みと比べて、20,000円OFFになり、お得に受講することができます!

以上、ここまで主な3コースの特徴をご紹介してきました。

授業はすべて3年間再履修が可能なので、日本語教師として働き始めた後、実際の現場で疑問に思ったことをeラーニング用の動画で振り返りながら学びなおすことができます。

東京中央日本語学院 費用

それでは、気になる費用を見ていきましょう!

各コースの授業料は、教材費込みで下記の通りとなっています。

コース授業料(税込)
420時間コース
(eラーニング)
550,000円
420時間コース
(通学)
583,000円
Wライセンスパック
(eラーニング)
585,000円
Wライセンスパック
(通学)
640,000円
検定対策ゼミ
(eラーニング)
55,000円
検定対策ゼミ
(通学)
77,000円

これに加えて、入学金が別途33,000円(税込)必要となります。

また、教育訓練給付金の制度を活用することができるため、上記の受講料からさらに10万円のキャッシュバックを受けて受講することも可能です。

そのほか、早割やシニア割、学割など、お得な割引も活用することができます。

個別カウンセリングが無料で受けられるので、ご自身の受けられる特典や学習計画について、一度カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれませんね。

東京中央日本語学院 口コミ・評判

ここまで、東京中央日本語学院の場所や受講クラスについて見てきましたが、場所・費用ともに通いやすそうなイメージが持てます。

それでは、気になる受講者の評価はどうでしょうか?

ここでは、実際に利用した人、利用している人の口コミを見ていきましょう!

A.P.さん<br>女性(30代)
A.P.さん
女性(30代)

たくさんありますが、一番の魅力は講師陣です。日本語教師歴10〜20年のベテラン勢から「日本語教師とは?」「日本語教育とは?」「留学生とは?」「授業とは?」など、毎回非常にタメになる経験談やノウハウをたくさん聞くことができ、メモ魔の私はペンだこができて腱鞘炎になりそうなくらい毎回メモをとっていました。それから、コロナ禍の受講だったため、ハイブリッド授業の対応が迅速だったのも良かったです。私はできる限り通学したい派でしたが、子供が病気になった時にオンライン授業の選択ができたのは有難かったです。また、3年以内に何度も再受講ができるのも嬉しい制度です。現に、養成講座修了後、就職活動をしながら、弱いと思っていた文法の授業を全回再受講しました。

Y.M.さん<br>女性(50代)
Y.M.さん
女性(50代)

いくつかの養成講座を見学に行き、実際の授業を見学させていた中でTCJの雰囲気が一番良かったことと、スタッフの皆様がとても丁寧な対応で、安心感を持ったことです。

N.I.さん<br>男性(60代)
N.I.さん
男性(60代)

TCJの先生は、日本語教育に必要な知識と技能を持っておられ、その経験に基づいて日本語教育のコツなどを丁寧に教えてくださいました。特に、トピック導入の重視と語彙コントロールの徹底です。これは単なる教授テクニックではなく、直接法でいかに学習者に理解してもらうかの基本ではないかと非常勤講師になった今感じています。一方的な授業ではなくインタラクティブな授業にする基本だと思います。そして、事務スタッフの方々もとても熱心に養成講座を運営されていて、受講生は安心して勉強に取り組むことができました。また、コロナ禍におけるハイブリッド授業の導入、感染防止への取組みなど、素早い対応が優れていたと思います。

C.Kさん<br>女性(20代)
C.Kさん
女性(20代)

とてもわかりやすかったです。一人で悩んで分からないところも先生の授業を聞いて納得することができました。クラスメイトの模擬授業も数多く見ることが出来るので、自分にはない考えを知ることができ、とても刺激になりました。

H.T.さん<br>女性(20代)
H.T.さん
女性(20代)

先生方が専門分野を分かりやすく丁寧に教えてくださり、毎回の授業がとても楽しみでした。検定試験のポイントもしっかりと押さえられていたので、助かりました。また、同じ目標に向かって、みんなで切磋琢磨している雰囲気が好きでした。模擬授業や実習の前は、チーム内で互いにアドバイスし合うことで、授業の質を高めることができました。

M.S.さん<br>女性(30代)
M.S.さん
女性(30代)

とても素敵な仲間(一緒に学んだ皆さん)と先生方に出会えました。また、事務の皆様のサポートもとても丁寧で安心して通えました。

M.A.さん<br>男性(50代)
M.A.さん
男性(50代)

交通の便が良く、施設も綺麗で、理論はeラーニングで、実技は登校とオンラインでの受講を選択できることです。

F.T.さん<br>女性(30代)
F.T.さん
女性(30代)

クラスメイトの年代も様々、学校に通っている理由も様々、先生方も幅広く、単に日本語教師としての準備期間というだけでない、意義のある交流ができたことです。再受講が可能なところも良かったです。

Y.T.さん<br>男性(60代)
Y.T.さん
男性(60代)

授業は大変でしたが、とても有意義でした。「導入ができていない。学生はそれじゃわかりませんよ。」「全然板書していない。学生がメモをとって復習しなくてはいけないことは、ちゃんと板書する。」などなど、担当講師より厳しく指導もされましたが、それがとても役に立っていると思います。クラスメイトには、私と同じ定年後にTCJに来て学ぶオジサンたちが人いましたので、慰めあい、励ましあって、頑張れたのかな、と思います。

口コミをまとめると、東京中央学院の評価としては下記の点にまとめられます。

  • 現役日本語教師による高い授業の質
  • オンライン受講やハイブリッドの選択ができる便利な受講形態
  • 親切なスタッフと、受講生への手厚いサポート
  • ともに学ぶ仲間と、切磋琢磨できるよい雰囲気

授業の質の高さ、教師や事務スタッフのサポート力、クラスメイトととの交流など、日本語教師を目指すうえで必要なソーシャルサポートがしっかりと受けられそうな印象です!

東京中央日本語学院 まとめ

以上、東京中央日本語学院について解説してきました。

これまでの内容をまとめると、下記のようになります。

  • 東京校と大阪校の2校、どちらも駅チカで便利な立地
  • オンライン授業(eラーニング/オンライン)、通学授業の自由な組み合わせが可能
  • 受講費は550,000円~最大640,000円給付金や各種割引などの活用可
  • 質の高い授業と手厚いサポート、高い就職率

この記事を通して、東京中央日本語学院のよさが伝わっていれば幸いです!

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それではまた!

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日本語メディアのライター。日本語教育能力検定試験を独学で合格したのち、日本語教育専攻の大学院を修了。これまで、国内高等教育機関や高校、公的機関での海外派遣による日本語教育および教材作成等、国内外問わず幅広く経験。現在はフリーランスでビジネスパーソンなどに日本語を教える傍ら、ライターとして日本語教育事情を発信中。

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